生きづらいHSP×INFJ会社員の奮闘記

【HSP×INFJ向きの職業とは?】ストレスフリーな働き方をする方法

私はHSPでありINFJ(提唱者)という「生きづらい人」と呼ばれるタイプです。

  • HSP…周りの環境や、他人の感情に敏感になりすぎる人
  • INFJ(提唱者)…MBTI性格診断で「生きづらい人」とされるタイプ

これまでに転職回数が5回以上、5年以上働けた職場は現職含めて2社。
15年以上非正規労働者(派遣社員・契約社員など)として勤務。
業務量の多さや対人ストレスで休職を経験しています。

そんな私が、いくつもの場所で仕事をしてきて感じた「大切なこと」をまとめてみました。

①HSP×INFJに合う仕事は…

午後ヒマになる仕事と、残業時間が多い仕事、両方経験しました。
どちらもつらかったです。

  • ルーティンワーク
    ・同じことの繰り返しで退屈
    ・周りもヒマな人が多いため、うわさ話が絶えない
    ・うわさ話を聞くだけで落ち込んだり、人間関係に振り回される
    ・業務量が少ないので、余計なことを考えて落ち込む
  • 〆切に追われる仕事
    ・常に「間に合わなかったらどうしよう」と不安で動悸が激しい
    ・土日も不安でいっぱい
    ・周囲からの「1~2日くらい過ぎても大丈夫」が信用できない

世間でいわれる「適職」が当てはまらない

HSPやINFJ の適職について書かれたサイトを見て「うーん、そうかなぁ…」と思った職業は3つ。

  • カウンセラー系
    私は共感力が高すぎるので、落ち込んでいる人と話すと一緒に落ち込んでしまう
  • Webライター(副業系含め)
    依頼主と性格が合わないと上手くいかない。
    単価が安かったり、サイト閉鎖で実績にならないことも。
  • クリエイティブ系 ※現職
    依頼主と性格が合わないと上手くいかない。
    〆切に追われて胃がキリキリする。

②大事なのは、自分のメンタルコントロール

さまざまな会社で働いて思ったのは、「気の合う人が全然いない」ことです。
特にINFJにとって、社会は「価値観や理想と一致しない世界」だから。

なので、ストレスが溜まったり落ち込んだとき、その気持ちをコントロールする術を持つこと。
うつ状態なる前に、気持ちを平常心に戻していくことが大事なんだと気付きました。

方法は色々あるのですが、自分に合ってたのは

  1. 早く寝る
    21時でも22時でも「まだ早いかな…」と思わず寝て、脳の疲れをとること。
    脳が疲れていると、落ち込んだ気持ちを振り払えなくなるから。
  2. 目を閉じて深呼吸をする
    鼻から息を吸って、ため息をするように口から吐く。
    これを3分~5分くらい。

    私はAwarefyにある無料の3分瞑想や、寝たまんまヨガの無料瞑想を使っています。
    瞑想と聞くと洗脳されそうな不安がありますが、「自分はリラックスしている」と自己暗示をかけるイメージです。
    もし瞑想は…という人は、YouTubeなどで波の音などを流しながら深呼吸してもいいかも。
  3. ちょっとサボる
    意外とみんなサボっているらしいです。
    トイレに長時間こもるなどは良くないですが、昼ご飯を買いに行く時間に遠回りをするとか。
    とにかく「他のことを考える」できれば楽しいことを。
  4. 今日はいいか。の気持ちになる
    HSPやINFJの人は、自分に厳しくなりがちなので、苦しくなったら「ま、今日はいいか」と思うクセを。
    周りは以外と〆切を守らないし、サボっています。
    それが許せない気持ちはとってもわかりますが、彼らがそうなら、自分もゆるくていいはず。
    そうやって少しずつ自分を許していくことが大事そうです。

③仕事以外の「楽しい」を見つけないと詰む

昨年、仕事がつらすぎてメンタルを壊し、休職したのを機にブログをはじめました。
文章を書くことが大好きだし、検索などからいろんなひとが読みに来てくれるのが嬉しくて。

ですが、仕事が忙しくなりすぎたときに、数日ブログ関連のことができなくて、
仕事だけの毎日になったときがあって。
そのときにメンタルが急降下してしまいました。

価値観の合わない人たちと仕事をするだけの毎日だと、自分のために良くないんだなと思いました。

なので、自分の中でルールをつくりました。

  • できるだけ残業をしない
  • 体調を崩さないようにする
  • 仕事以外の「楽しい」ことをしてから寝る

とても単純なことかもしれませんが、これを気を付けるだけで
職場でつらいことがあっても「ま、いいか」とスルーできるようになります。

▼副業をするという手もあります

④面接時は「この人の部下でやっていけるか」を見よう

面接は「選ばれるか不安だ…」と緊張してしまいがち。
ですが私は幾度の失敗を経て、働く会社は自分で選ぶ気持ちでのぞむのが一番いいと思いました。

多くの会社では、「入社後の上司」が面接官の場合がほとんどです。
なので、面接官と話しながら、入社後の自分をイメージするのが大事です。

  • 言動や考え方ストレスを感じないか
    表情、声の大きさ、考え方など少しでも違和感を抱いたら注意。
    面接時間の数十分で不快なら、入社後何年も一緒にいるのはもっとつらい。
  • 質問内容にストレスを感じないか
    プライベートな質問が多い場合は、入社後に飲みにつれていかれる可能性が高いです。
    同性なら安心ですが、異性の場合はセクハラされる可能性があります。
    下の名前ですぐ呼んでくる人も要注意。
  • 優しすぎる場合はブラック企業かも
    本音で話そうとしない場合は、退職者が多いなど問題を抱えている場合があります。
    HSP・INFJの特殊能力でもある洞察力で見抜きましょう。だいたい合ってます。

特にHSPやINFJの人は、相手の気持ちがわかりすぎるため、「断るのが申し訳ない」気持ちになりがち。
ですが、最初に我慢すると、その後何年も我慢しなければならないので、自分のための就職活動をしましょう。

もし、みんなが自分と同じだったら…?

自分にも相手にも厳しい、HSP・INFJ。
なんで思いやりが持てないんだろう、なんできちんと仕事してくれないんだろう。
私も毎日のように悩みます。

ですが、村上春樹さんのエッセイに書かれていた話に「なるほどな」と思ったことがあります。
マラソン大会に参加した後、近くの銭湯に行ったら、同じ大会帰りの選手がほとんど。
その人たちが、ほぼ同じ筋肉のつきかたをしていて、不思議な気持ちになったと。

この話を読みながら、「もしこの世界の人が全員、同じ性格だったら…?」と考えてみました。
もし全員が自分と同じような理想を持っていて、自分にも他人にも厳しかったら…。
それはそれで、ちょっと息苦しいかもしれないなと。

心に余裕をもつ練習を!

自分と違う人がたくさんいることは、間違っていない。
だから、自分と違う人のことを責めたりするのではなく、お互いに受け入れあえたほうが楽しいかもしれないと。
もちろん、そう思っているのは自分だけなので、相手は自分を受け入れてくれようとは思っていない。
そのことにストレスを感じることは絶対にあるのですが、それでも、希望を持ち続けたい。

そのためには、やはり自分のメンタルを平穏に保つこと、心に余裕を持つことが大事なのかもしれない。

いきなりそんな仙人みたいには、なれないかもしれませんが、少しずつ心を鍛えていって、社会とうまく付き合っていけたらと思います!