HSPやINFJ(提唱者)は、仕事選びを失敗するとストレスに。
気付いたときには、心身ともにボロボロになっています。
これまでに転職回数が5回以上、業務量の多さや対人ストレスで休職を経験。
そんな私が、いくつもの場所で仕事をしてきて感じたストレスフリーな職場をまとめてみました。
HSP・INFJがストレスを感じる職場とは?
HSPがストレスを感じるとき
HSPの人がストレスを感じる職場の特徴は、主にこの5つ。
- 常に人の声が飛び交っている、騒がしい空間
- 壁側ではない席など、人の視線を背中に感じながら仕事をする状況
- 残業が多く、自分の時間がつくれない
- 異動や会社の方向転換など、環境の変化が激しい
- うわさ話や、叱責する声が聞こえるなどが耳に入ってくる環境
ガヤガヤしている空間にいると、その全ての音を耳が拾ってしまうので疲れやすくなります。
仕事や人に振り回されることが多いと、ストレスが溜まる傾向にあります。
>ストレスケアの方法は「HSP・INFJの人がストレスを溜めずに済む「コーピングリスト」の作り方とアイデア」の記事をご覧ください
INFJがストレスを感じるとき
INFJの人がストレスを感じる職場の特徴は、主にこの5つ。
- 残業が多いなど、1人の時間が持てない
- 努力を正当に評価してもらえない
- 周りの人と意見が合わない、話が通じないとき
- 複数の仕事を同時進行するなど、1つに集中できない状態
- 臨機応変に対応できない
こだわりや信念がある反面、それを崩して柔軟に対応するのが苦手(というか納得できない)。
そのため、一緒に働く人に左右されやすいです。
>INFJの特徴については「INFJがドアスラム・人間関係リセット癖をする理由と対策」の記事をご覧ください。
HSP×INFJに合う仕事は
転職や転職活動を重ねていく中で、見えてきた傾向があります。
- 従業員数100人程度の「成長企業」が良い
- マニュアルなど型がある仕事
- 残業が多すぎない仕事
詳しく解説していきます!
>悩み相談は「仕事に悩むHSP・INFJの人におすすめのキャリア相談サービス」の記事をご覧ください
①会社の規模(従業員数など)
10名程度の会社から、1,000人以上いる大企業まで働いてきました。
それぞれに良いところ、イマイチなところがありました。
小規模な会社の場合
10名程度の小規模な会社だと、人間関係が近すぎてしまうので
毎日ランチに誘われるのがつらかったり、苦手な話題にしんどくなったりします。
HSPの人は気疲れしてしまうし、INFJの人は価値観が合わな過ぎてストレスに。
また、仕事が忙しくても変わってもらえないなど、融通が利かないことが多かったです。
残業代がでないなどブラック企業が潜んでいることも。
特にHSPの人は自己肯定感が低いので、「自分が大手企業に入れるわけがない」と思い込み
小規模な会社に入ってメンタルをやられる可能性があるので、個人的には避けたほうがベター。
大企業の場合
大企業は人数が多いので、人間関係がそこまで深くなりません。
1人でのんびりランチに行けます。
もし業務内容や人間関係に悩みがあったとき、相談や異動願いが出しやすいですし
カウンセリングなどの福利厚生もしっかりしています。
ただ、考え方が昭和のまま止まっている人がいるので、
定年間近の世代からセクハラされたり、正当な評価が受けられなかったりします。
令和の考え方になってる企業もあるので、面接で見極ると◎
成長企業の場合
小規模でスタートした会社が成長してきて、
新規事業や上場を目指して採用を増やしている企業。
個人的にオススメです!
- 社風が良い(陰口や人間関係のいざこざが少ない)
- 経営陣に成長意欲があるので、会社のルールがしっかりつくられている
- 令和の考え方なので、意見や相談が通りやすい
- そこそこ人数がいるので、業務が合わなくなった時に異動しやすい
- 大量採用しているときだと、採用基準がそこまで厳しくない
ただ、平均年齢が若いので、20代の部長が普通にいます。
年下の上司はちょっと…という人や、若い人と会話が合わないのが辛い人は避けたほうが良いでしょう。
>仕事の悩み相談は「仕事に悩むHSP・INFJの人におすすめのキャリア相談サービス」の記事をご覧ください
②業務内容
午後ヒマになる仕事と、残業時間が多い仕事、両方経験しました。
どちらも正直つらかったです。
- ルーティンワーク
・同じことの繰り返しで退屈
・周りもヒマな人が多いため、うわさ話が絶えない
・うわさ話を聞くだけで落ち込んだり、人間関係に振り回される
・業務量が少ないので、余計なことを考えて落ち込む - 〆切に追われる仕事
・常に「間に合わなかったらどうしよう」と不安で動悸が激しい
・土日も不安でいっぱい
・周囲からの「1~2日くらい過ぎても大丈夫」が信用できない
いろんな職種を経験し、長続きした職場の共通点は「型がある」ことだと思いました。
ルールがきちんとしてるとか、業務フローが整ってるとか。
HSPの人は「型がある」ことで不安になる時間が減り、「正解がある」安心感も抱けます。
INFJの人は「型がある」ことで「正しいことをしている」安心感がうまれ、価値観の違いで悩むことも減ります。
余談ですが、
HSPやINFJ の適職について書かれたサイトを見て「うーん、そうかなぁ…」と思った職業は3つ。
- カウンセラー系
私は共感力が高すぎるので、落ち込んでいる人と話すと一緒に落ち込んでしまう。 - Webライター(副業系含め)
依頼主と性格が合わないと上手くいかない。
単価が安かったり、サイト閉鎖で実績にならないことも。 - クリエイティブ系 ※現職
依頼主と性格が合わないと上手くいかない。
〆切に追われて胃がキリキリする。
>仕事の悩み相談は「仕事に悩むHSP・INFJの人におすすめのキャリア相談サービス」の記事をご覧ください
③業務時間
HSPとINFJ、どちらも1人の時間を必要とするタイプです。
そのため、家と職場の往復だけの毎日や、帰宅後は寝るだけの生活は要注意!
昨年、仕事がつらすぎてメンタルを壊して休職したのを機に、自分の中でルールをつくりました。
- できるだけ残業をしない
- 体調を崩さないようにする
- 仕事以外の「楽しい」ことをしてから寝る
とても単純なことかもしれませんが、これを気を付けるだけで
職場でつらいことがあっても「ま、いいか」とスルーできるようになります。
必要なのは、職場に左右されないメンタルコントロール
さまざまな会社で働いて思ったのは、「気の合う人が全然いない」ことです。
特にINFJにとって、社会は「価値観や理想と一致しない世界」だから。
なので、ストレスが溜まったり落ち込んだとき、その気持ちをコントロールする術を持つこと。
うつ状態なる前に、気持ちを平常心に戻していくことが大事なんだと気付きました。
わたしのメンタルコントロール術
メンタルコントロールの方法は色々あるのですが、自分に合ってたのはこの4つでした。
- 早く寝る
21時でも22時でも「まだ早いかな…」と思わず寝て、脳の疲れをとること。
脳が疲れていると、落ち込んだ気持ちを振り払えなくなるから。 - 目を閉じて深呼吸をする
鼻から息を吸って、ため息をするように口から吐く。
これを3分~5分くらい。
私は【Awarefy】にある無料の3分瞑想や、寝たまんまヨガの無料瞑想を使っています。
瞑想と聞くと洗脳されそうな不安がありますが、「自分はリラックスしている」と自己暗示をかけるイメージです。
もし瞑想は…という人は、YouTubeなどで波の音などを流しながら深呼吸してもいいかも。 - ちょっとサボる
意外とみんなサボっているらしいです。
トイレに長時間こもるなどは良くないですが、昼ご飯を買いに行く時間に遠回りをするとか。
とにかく「他のことを考える」できれば楽しいことを。 - 今日はいいか。の気持ちになる
HSPやINFJの人は、自分に厳しくなりがちなので、苦しくなったら「ま、今日はいいか」と思うクセを。
周りは以外と〆切を守らないし、サボっています。
それが許せない気持ちはとってもわかりますが、彼らがそうなら、自分もゆるくていいはず。
そうやって少しずつ自分を許していくことが大事そうです。
転職するなら、面接時は「この人の部下でやっていけるか」を見よう
面接は「選ばれるか不安だ…」と緊張してしまいがち。
ですが私は幾度の失敗を経て、働く会社は自分で選ぶ気持ちでのぞむのが一番いいと思いました。
多くの会社では、「入社後の上司」が面接官の場合がほとんどです。
なので、面接官と話しながら、入社後の自分をイメージするのが大事です。
- 言動や考え方ストレスを感じないか
表情、声の大きさ、考え方など少しでも違和感を抱いたら注意。
面接時間の数十分で不快なら、入社後何年も一緒にいるのはもっとつらい。 - 質問内容にストレスを感じないか
プライベートな質問が多い場合は、入社後に飲みにつれていかれる可能性が高いです。
同性なら安心ですが、異性の場合はセクハラされる可能性があります。
下の名前ですぐ呼んでくる人も要注意。 - 優しすぎる場合はブラック企業かも
本音で話そうとしない場合は、退職者が多いなど問題を抱えている場合があります。
HSP・INFJの特殊能力でもある洞察力で見抜きましょう。だいたい合ってます。
特にHSPやINFJの人は、相手の気持ちがわかりすぎるため、「断るのが申し訳ない」気持ちになりがち。
ですが、最初に我慢すると、その後何年も我慢しなければならないので、自分のための就職活動をしましょう。
モヤモヤするときはプロに相談するのも◎
もしモヤモヤが残っている場合は、キャリアのプロに相談するのも手。
おすすめは、5年後に後悔しないためのキャリア設計をサポートしてくれるキャリート。
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