MBTI性格診断で、INFJ(提唱者)は人口の1%しかいない生きづらい人。
周りと価値観が合いづらいこともあり、「仕事ができない」と思われがち。
こんなに頑張っているのに、なぜ伝わらないんだろうと思ったことはありませんか?
私も頻繁にあるので、改めて考えてみたのですが、もしかしたら「努力を伝えるのが苦手」だからではと思いました。
INFJにとって仕事は「できて当たり前」
INFJは強い理想を持っていて、変化に弱い頑固な面があります。
そのため、「これくらいの仕事はできて当たり前」と思うことが多いのではないでしょうか。
以前「INFJが生きづらいのは「〇〇論」を持ってるから?」の記事でも書いていますが、「~べき」論を持っています。
仕事に対する自分なりの理想形があって、そこをクリアするのは当たり前。
なので、その仕事がきっちりできたとしても、周りには話しません。
ですが、周囲の人たちはどうでしょうか。
評価してほしい、認めてほしい、昇給・昇進したい。
そんな人たちは、こぞって「○○ができました!」とアピールしていませんか?
私の元職場では、そういう人がとても多かったのですが、その光景をみるたびに
それくらいのことで胸をはるなんて、かっこ悪い…
と思っていました。それくらい、できて当たり前じゃないかと。
ですが、上司に好かれるのはこういう、小さなことでもアピールしてくる人だと気付きました。
上司は自分が思っているほど、部下の過去をみていない
INFJは内向型なので、自分のことをよく見ているし、知っています。
なので、これくらいの仕事はいつもやってるし、できて当たり前と思っているので、アピールしません。
ですが、多くの上司は、そこまで深く部下の過去を見ていません。
部下に「できた!」とアピールされたら、「できたんだな、すごいぞ」と思ってしまうのです。
ひとつひとつは小さな「できた」でも、何度も聞こえてくると「仕事ができる人感」が強まります。
INFJは理想が高く、たいていのことは「できて当たり前」なので、大きな成果がでたときしかアピールしません。
もしかしたら、大きな成果すら「当たり前」と思って誰にも話さないかもしれません。職人気質というか。
悲しいことに、多くの上司は、INFJの「できて当たり前だからわざわざ言わない」性質に気づいていません。
むしろ、自分に何も言ってくれないので、「何をしているかよくわからない」とさえ思われてしまっている。
それが周囲に「INFJは仕事ができない」と思われてしまう理由ではないかと思っています。
自分の「できた」ハードルを少し下げてみませんか?
頑張っているのに伝わらないと悩んでいるなら、
周囲に合わせて「小さなできた」を少しずつアピールしていくのはどうでしょうか?
INFJは人口の1%しかいないため、価値観が周囲と合いづらいです。
その独特な価値観を活かして、アーティスト活動やクリエイター活動に力をいれていくという選択肢もあります。
ですがもし、企業で働き続けるなら、悔しいけど周囲の価値観に合わせる努力が必要になってきます。
自分にとっては「できて当たり前」でも、周囲にとってはすごいことだったりします。
メールの返信が速いとか、頼まれた仕事を短時間で終わらせるとか。
自分にとっては当たり前でも、なかなか〆切を守れないタイプにとっては「すごいこと」。
「小さなできた」を発信し、周囲に「すごいね」と言われることで、自己肯定感が上がっていきます。
なのでこの行動は、「周囲の価値観に合わせなきゃいけないのか…」という後ろ向きなものではなく、
自分の自己肯定感がぐんぐん上がって、さらに成長するためのもの。
自分のためになると思ったら、少し頑張れる気がしませんか?
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