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TBSドラマ「トリリオンゲーム」、とてもワクワクしながら最終回まで観た。
世渡り上手な天才・ハル(目黒蓮)と、内気なプログラマー・ガク(佐野勇斗)が
1兆ドル稼ぐことを目標にタッグを組むストーリー。
正反対の性格な2人が困難に立ち向かっていく様は、
「相棒(バディー)」に憧れる人にとって、理想形な痛快ドラマだった。
![ことは](http://tanrenblog.com/wp-content/uploads/2023/03/ae4192b590f00792c505f5fe123a6050.webp)
尊敬する人と仕事するのが夢だったので
いいなぁ…と思いながら見てました
ドラマが苦手なHSPの人も安心できる展開
HSPの人はドラマを見るのが苦手な人が多いです。
主な理由は3つ。
- 感情移入や共感性羞恥の連続で疲れてしまう
※共感性羞恥…誰かが失敗する姿などを、自分のことのように思う心理状態のこと - 不安やハラハラする展開が苦手
- 過去を思い出してつらくなる
しかし、ドラマ「トリリオンゲーム」は、結末が冒頭で描かれていることや、
ハラハラさせる描写を少なくし、ワクワクさせるシーンを多めにしているため
HSPの人も安心して見られます。
努力家が「静かな脚光」を浴びる
このドラマを良いところは、天才(ハル)にのみ脚光を浴びせるのではなく、
努力家(ガク)にも大事な役割が多々用意されていたこと。
1話の面接のシーンで、面接官の桐姫(今田美桜)が、ガクの評価に〇をつけたシーン。
よくあるドラマなら、あんなに自信なさげな人間が面接に来たら、即不採用にするはず。
ですが彼女は、ガクの素質を見抜き、評価している。
事務やエンジニアなどの職業は、目立つ職業ではないので、評価が下がりがち。
営業など花形な職業の人たちがニガテな分野を担っているのに、
なぜか上下関係ができてしまう。
ですが、トリリオンゲームはそういうことがない。
なんならハルは、ガクを評価し「俺らがそろうことで両輪になる」とまで言う。
お互いの苦手分野を補い合える関係、最高の相棒(バディー)である。
また、凜々(福本莉子)も同様に努力家なのに、なかなか評価されない。
そんな彼女もまた、静かな脚光を浴びるシーンがいくつもあり、見ていてかなり励まされた。
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私は基本的に、男性に恋愛感情を抱かない。
なぜなら、恋人になりたいのではなく、「相棒」になりたいから。
これは、小学生の頃から持っている価値観で
なにがキッカケでそうなったのかは、自分でもまったくわからない。
小学生の時、とある男子と隣の席になった。
女子の人気が高く、男子の取り巻きがいる人だった。
私は彼が好きだったけど、恋愛関係になりたいわけではなかった。
ただ、授業中ずっと、彼とコソコソ話をするのが楽しかった。
彼の友達が、隣の席の女子に片思いをしていて、
どうにか仲良くなろうと頑張っている後ろ姿を見るのが、私と彼の日課だった。
話しかけてくるのはいつも彼からだったのに、
周りからは私がアピールしてるように見えたらしい。
取り巻きから何度も警告を受け、最終的に疎遠になってしまった。
私はただ、彼の「相棒」になりたかっただけなのに。
その後も、(恋愛感情ではない)好きな人とタッグを組む機会が何度もあった。
「俺たちはバディーだ」と言われたこともあった。
そのたびに幸せな気持ちになった。
同じ方向を見て、切磋琢磨できる。
お互いの能力を認め合い、褒め合い、慰め合える関係。
でも、いつも長くは続かなかった。
私が「相棒」と思っていても、相手は次第に私を「女性」として見てしまうから。
そんな私にとって、トリリオンゲームの2人の関係は、まさに理想形だった。
このドラマはビジネスの教科書にもなる
トリリオンゲームのようなビジネスドラマは数多くある。
ただ、このドラマはめめ(目黒蓮)を筆頭に、若年層に人気の俳優ばかり。
私ももれなくこのドラマのターゲットにされ、まんまとハマってしまった。
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今田美桜ちゃんが可愛くて…
衣装、髪型、メイク、全部マネしたい
このドラマにはビジネスのノウハウが詰まっている。
最初は小さな事業をはじめ、少しずつ大きくしていく(MVPと言うらしい)という手法や
ターゲットの業界を知るために、実際に働いて「現場を知る」という手法など。
こうやって人は億万長者になっていうのかとイメージしやすかった。
ネタバレになるので伏せますが、とある業界を買収する話は、
過去に私が考えたことのある戦略だったので、なおさらワクワクした。
![ことは](http://tanrenblog.com/wp-content/uploads/2022/10/78542f956c690e31385346a9dae7e86a.webp)
その業界に入社できたものの
当時の私にはハルのように行動できませんでした…
私は会社を辞めてブロガーとして生活したい夢があるので
そういう意味でもかなり勉強になった。
とはいえ、あくまでドラマなので、自分なりに、そして今の社会情勢を見て
ブラッシュアップしないといけないのだけれど。
まるで映画を見ているようだった
このドラマの出演陣、表情の芝居がめちゃくちゃ上手かった。
たとえば、「フフン」と得意げになるシーンが、わざとらしくない、とか。
ハルと桐姫の目くばせや、実は相手をだましていたときの表情など
表情の変化が繊細で、とても好きだった。
どの話も好きでしたが、8話(人気アニメスタジオ・ポポラの話)がお気に入り。
「〇〇のためです」で涙でた。
あと誰も見捨てないところも見てて爽快でした。
これも、HSPの人が安心して見られそうなところかもしれません。
このブログでは、HSP・INFJなどの少数派タイプの人に向けて、少しでもストレスなく生活する方法を発信しています。
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