1万人の体験談をもとに40代の生き方を考えてみた【書評】

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今年40歳になるため、30代の総まとめ的な本を出版して整理したので、
次は40代の準備をしようと本を買いました。

できる40代は、「これ」しかやらない 1万人の体験談から見えてきた「正しい頑張り方」」という本です。
シリーズ累計20万部突破のベストセラー。
読みながら、30代と40代は生き方がガラッと変わるのだなと感じました。

①自己ブランディングをしないと詰む

40代になると出世コースにのるか、エキスパートになるかで分かれます。
というより、どちらかのレールに乗らないと会社のお荷物になる可能性が高まるようです。

私はHSPやINFJの特性があるからか、周囲を良く見ているし、気遣いもできるほうという自負があり、
過去いた職場で「君は出世コースに乗ったほうがいいのでは」と言われたことがあります。
(「突出した能力が無い」という本音が隠れていた可能性もありますが…汗)

とはいえ、入社してすぐ出世するのは難しい。
もし出世コースに乗れなかった場合に、突出したスキルが必要になりますが、
あまりピンとこない……。

年内に自分が会社の中で出来る、「自分にしかできないこと」を探そうと思います。

②自分でやるより人に「任せる」スキルが必要になる

自分でやるほうが効率的だという考えは捨てたほうが良いらしい。
その時代に合うやりかたで仕事をすべきで、熟知しているのは若手のほうだから。

私はなんでも自分でやりたがるクセがあるので、気をつけなきゃなと思いました。
最近は「人に任せよ」と上司に言われて、人に依頼をする機会が増えました。
心が痛むものの、依頼したほうが速く的確なものが届いたりするので、
誰かに任せることはこれから必要なスキルになりそうな気がしています。

③感情的になると詰む

私は序盤はずっとガマンしていられるのですが、許容範囲を超えると爆発するクセがあり、
上司を困らせることが良くあります。
指示されたことを淡々とこなすことで、どんどん利用されるのではという恐怖心があるからです。
これまでもたくさん利用されては捨てられてきたからというのもあります。

ですが、この本を読んでいると、感情的になると本当にキャリアが絶たれるんだなと思ったので
できるだけ感情的にならず、利用されそうになったら論理的に会話するなど新しいコミュニケーション方法を考える必要がありそうです。
こういう交渉ごとは苦手ですが、アサーティブコミュニケーションなどが役立つのかもしれません。

④40代になったら人脈は再び広げるのが◎

20代は新しい出会いがたくさんあり、刺激を多く受ける。
30代は取捨選択ができるようになり、人間関係を整理するようになる。

これらの経験を経て、40代は再び人脈を広げる必要がありそうです。
たしかに、歳をとっていくほど価値観が固まってしまうので、それをほぐす意味でも必要そうです。

おそらく20代の頃とは違う人脈の広げ方になっていくのだろうと思います。

⑤40代の取捨選択は時間の使い方

30代は取捨選択ができるようになり、人間関係を整理するようになりますが、
40代に求められているのは「やらないこと」を決めることのようです。

なんでもかんでも自分でやろうとしない、誰かに任せるなどして
捻出した時間で自分の市場価値を高めたり、自由時間を有意義に過ごしたりする。
そういう生活に変化していくのだろうなという印象を受けました。

働き方改革やアフターコロナなどによって、残業時間の削減や生産性向上が求められていますが
40代はそれがさらに必要になりそうです。

⑥定年間近は収入が減る可能性が・・・

50代になると役職定年などで給与が下がるケースが多いのだそう。
今の収入を定年までキープできない可能性を考えると、副業などを本格的に考える必要がありそう。

実家をリノベーションしたいのですが、そもそも最低基準の生活ができるのかすら危うくなってきた…。

すでに実践できていることもあって安心

40代に向けて準備することがたくさんあるな…と思ったのですが、
「5つのキャラを使い分ける」や「仕事時間をレコーディングする」などは、すでに行っていることですし、
後輩や年下社員との交流も、周りの社員よりはできていると感じています。

ゼロから組み立てていかなくて良さそう、ということが分かって安心しました。
これから少しずつ準備をはじめて、理想の40代を過ごしたいと思います。