
もともと生理が重く、PMSもひどくて、憂鬱な日々を過ごしていました。
- 生理前の暴食が止まらない
- 情緒不安定になる(イライラ・悲しくなる)
- 血の量が多く、夜用を使ってもシーツが汚れる
- 初日~2日目は薬を飲まないと生理痛が酷い
つらさが増してきたので婦人科を受診したところ、子宮筋腫が発覚。
合計15センチのコブが子宮を圧迫していました。
5センチ以上だと手術が推奨されているのですが、全身麻酔が怖い&結婚の予定がない&もうすぐアラフォー&再発の可能性があるということもあり、先生と話し合った結果、薬で生理を止めることにしました。
月経困難症の治療薬は、副作用と価格が…
月経困難症という、月経痛に加え、おなかが張る、吐き気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振、いらいら、下痢、憂うつなどの症状が出る状態が続く人に、よく用いられるのは低用量ピルです。
ただ、低用量ピルには副作用が多く、中でも血栓症の発症リスクがあるという不安があります
他には、レルミナという子宮筋腫の縮小が期待できる薬もあるのですが、保険適用でも月8,000円とかなり高い。
そこで、私が飲むことになったのは、ディナゲスト(ジェノゲスト)という新しい薬。
2020年から月経困難症に使えるようになりました。
代表的な治療薬の比較まとめ
治療法はいろいろあるのですが、よく名前が出る3つを比較しました。

血栓症は怖い
月8,000円は厳しい
という理由で、低用量ピルとレルミナの選択肢が私の中から消えました。

新薬という不安はあるけど
抑うつと骨密度に気を付ければ大丈夫そう
ということで、価格と安心感で比較した結果、ディナゲストを飲むことにしました。
飲み始めは、気分の上下が激しかった
先生には「身体が薬に慣れるまで、抑うつの可能性が高くなるから、少しでも落ち込んだらすぐ来なさい!」みたいなことを言われていました。
新薬なので2週間分しか処方できないこともあり、婦人科に通うことが習慣化し、すぐ相談できる環境に。
最初の2~3か月は気分の波が激しかったのですが、漢方薬を処方してもらうなどして乗り切りました。
(今思えば、休職した原因のひとつに、仕事のストレスにディナゲストの副作用が合わさったせいかもしれません…。)
ネット検索してよく見かける不正出血はほとんどありませんでしたが、万が一に備えておりものシートを付けています。それでもナプキンより安い。

生理がなくなってよかったこと
ディナゲストの治療が始まってから、長年の悩みがほとんど無くなった感覚があります。
- 生理痛とサヨナラできた
- 布団のシーツやトイレの便座シートが汚れない快適さ
- 更年期障害っぽさはあるが、PMSのような波がないので、気持ちのコントロールがしやすくなった
- つらい生理がくるたびに「なんで私は女なんだろう…」と思っていたのがゼロに。
今は性別が無くなった感覚があり、気持ちがラクになりました
「そろそろ暴食する時期がくる」とか「シーツが汚れてないかな」などの不安がなくなったのはかなり嬉しい。
生理がつらかったら、婦人科にいこう!
生理の経血量の多さは、学生時代からあり、ひどい生理痛もここ数年苦しんでいました。
ですが、「この程度で婦人科にいっていいのか…?」と迷い、行かなかったのです。
もっと早くいけばよかったと思いますし、婦人科の先生も「我慢してる人が多すぎる」と頭を抱えていました。
たまに酷いことを言う先生がいるので、婦人科選びは慎重になったほうがいいですが、生理の重さを理由に婦人科へ行くことは、恥ずかしいことではないので、少しでも変だなとおもったら婦人科へ行きましょう!