あなたは、下の図の5か所それぞれに、何色を使いますか?
どこに何色を使ったかによって、今の自分の心理状態がわかります。
「一瞬で心が整う「色」の心理学」という本を読んだので、感想を書いていきたいと思います。
どんな本?
一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会代表理事の南涼子さん著の「一瞬で心が整う「色」の心理学」という本で、国内外の「色にまつわる研究」をもとに、心と体を整える方法が書かれています。
面白かったページに付箋を貼っていたら、ものすごい量になってしまった…。
書かれていることは、大きくこの3つ。
- 色でわかる心の状態
- メンタル不調や体を整える「色の選び方」
- 自分を知るためのカラー診断
「白いものしかない部屋は疲れる」のようなポピュラーな話から、「ストレス発散を促すのは赤・濃いピンク・オレンジ」「対人ストレスを和らげるのは緑」などを、「なぜその色が良いのか」というところまで詳しく説明されています。
また、電車への飛び込み自殺を防ぐ効果があるとして、「青色灯」が山手線の全駅に設置されるなどの具体的な例もあり、実は社会とも深く結びついているんだなと思いました。
無意識に選んでいる色で自分の心理状態がわかるということは、選ぶ色を意識的に変えることで、自分の心理状態を変化させることもできるということです。なかなか悩みから抜け出せないな…と思ったときに使えるテクニックだなと思いました。
自分を知るための「カラー診断」も!
12色の中から好きな色を、5つのエリアそれぞれに塗ります。
中央の円・右上・右下・左上・左下の5か所に、赤・オレンジ・黄色・緑・水色・青・紫・ピンク・茶色・白・灰色・黒の12色です。どこにどの色を塗るかで意味が変わるので、位置にも気を付けましょう。
これによってわかることは、この5つ。
- 中央の円:今の心理状態
- 左下:無意識、内面、過去の出来事
- 右下:無意識に抱える葛藤、抑えている欲求
- 左上:表に出さない本音、本心
- 右上:願望、なりたい自分像
それぞれの位置・色について、詳しく説明されているので、気になった方は本を読んでみてください◎
ちなみに、私の結果は…
ちなみに、私が選んだ5色はこうなりました。なんかちょっと暗いですね…笑
結果を見たら結構当たっていたので笑いました。
- 中央の円→茶色
欲求を叶えられず、不満や葛藤を感じている。安定したい場所を求めている。 - 左下→紫
ストレスや心にダメージを追う出来事があった。複雑な悩みを抱えていた。 - 右下→灰色
人から無視されていると感じている。今の環境から抜け出したいと考えている。 - 左上→オレンジ
マイペースに物事を進めていきたい。プレッシャーから逃げたい。 - 右上→青
精神面の豊かさを追求したい。自己研鑽して責任と誇りを持って生きたい。
職場でメンタルが不調になり、うつ状態で休職したのが去年の話。
復職したものの、居場所をゼロからまた作っていかなければ…と思っていることや、
ストレスのない安定した場所で、マイペースに生活したい(会社を辞めてフリーランスで働きたい)ので、
自己研鑽(勉強などで知識を深める)をして、ブロガーやその他の活動を頑張っていこうと思っている。
という部分に、ピッタリ当てはまっていました。
この本は、上に書いた結果だけでなく、それぞれの色の心理について、もう少し詳しく書かれています。
なんとなく「この色が好き」と思っていたけれど、意味があったんだということがわかって、かなり面白かったです。
部屋の色を変えて、心も体も健康に♪
よく眠れない人、冷え性に悩む人、片頭痛に悩む人にオススメの色も、さまざまな研究結果をもとに紹介されています。
薬がうまく効かない場合は、部屋の色を変えてみるのも手かもしれません。
私は机の周りに色を置くことから始めようと思います◎