ブログ記事をたくさん書いているのに、なかなか商品が売れないと悩んでいませんか?
テキストリンクを付けているのに、図解を入れているのに、他社比較を入れているのに…。
実は、盲点とも呼べる理由があるので解説します。
一般的に言われる「売るためのノウハウ」
様々なブログ本やサイトを読むと、ブログでアフィリエイト商品を売りたいとき
文章の書き方や見せ方などのコツは、主にこのようなものがあります。
- 広告バナーだけでなく文字リンクもつける
- 他社比較を載せたり、口コミを活用する
- 図解などでわかりやすく伝える
ですが、これらは、すでにその商品が知られている場合です。
もし、知名度が高くない商品、新しいサービスを紹介したいとき。
その商品やサービスを買ってもらいたいとき、どうしたらいいと思いますか?
今あるものの処分方法に困り、買わないタイプがいる?
ブロガーが「この商品を使えば、生活がもっと良くなる」と思って紹介しても、
それを拒むタイプ”変化を嫌う人”がいます。
「『変化を嫌う人』を動かす 魅力的な提案が受け入れられない4つの理由」という書籍によると、
変化を嫌う人は4つの抵抗を持っていると書かれています。
- 惰性タイプ…今のままでいたい
- 労力タイプ…なるべくラクをしたい
- 感情タイプ…購入後のことを考えて不安になる
- 心理的反発タイプ…自分が説得されてると感じて反発する
たとえば、飲食店に入って新メニューがあっても、いつも頼んでいる料理を選ぶ人もそうです。
別のメニューを選んで失敗したくない。
ソファーを買いたいと調べているものの、
買った後、今あるソファーをどう処分したら…
という悩みが、頭の片隅にある人は
欲しいソファーを見つけても、購入ボタンが押せなかったりします。
変化を嫌う人に、商品を買ってもらう方法
惰性タイプには「反復」と「比較」が有効
「今のままでいたい」と思う惰性タイプには、反復と比較が有効です。
- 知っているものしか買わないので、
何度もその商品に触れてもらうことで「知っているもの」にする。 - 現実との比較にすると「今が良い」という結論になってしまうので、
相対的な比較をする。
詳しい方法やコツは「『変化を嫌う人』を動かす」の書籍を読んでみてください。
Kindle本もあります。
この本を読んで思ったのは、
比較の部分は、すでに行っているブロガーの方が多いと思っていますが、
反復の部分はSNSを使って発信を繰り返すのが有効かもしれません。
労力タイプには「わかりやすさ」が有効
「なるべくラクをしたい」と思う労力タイプには、わかりやすさが有効です。
- ロードマップをつくる(申込手順など)
- 苦労していることの改善点を見つけて簡素化する
- 直感的に使いやすくする
詳しい方法やコツは「『変化を嫌う人』を動かす」の書籍を読んでみてください。
Kindle本もあります。
感情タイプには「不安を取り除くこと」が有効
購入後のことを考えて不安になる人には、その不安を取り除くことが有効です。
- その人が「なぜ」欲しいのかを掘り下げて不安を取り除く
- 無料トライアルや返金保証などで心理的ハードルを下げる
詳しい方法やコツは「『変化を嫌う人』を動かす」の書籍を読んでみてください。
Kindle本もあります。
この本を読んで思ったのは、
ソファーを購入検討しているが、今あるものの処分方法に困っている人がいる場合は、
記事内に処分方法や、下取りサービスをしている商品を紹介することで改善するかもしれません。
心理的反発タイプには「無理強いしないこと」が有効
心理的反発タイプは指示されることが苦手なので、無理強いしないことが有効です。
- 変化を無理強いしない
- トップダウンにしない
無理強いしない=なにもしないのではありません。
詳しい方法やコツは「『変化を嫌う人』を動かす」の書籍を読んでみてください。
Kindle本もあります。
わかりやすくすること、購入してほしい人の悩みによりそうことが最も大事です。
これらの要素を記事に追加すれば、購入を迷っていた人が買ってくれる確率が上がるはずです。