2024年秋に健康保険証が原則廃止になり、マイナンバーカードに一本化される方針に。
マイナンバーがスタートした頃は、個人情報の取り扱い方など不安な部分が多かったのですが、そろそろちゃんとマイナンバーのことを知っておかなくては…。
と思ったので、いまマイナンバーカードでできることをまとめてみました。
- 本人確認がカンタン
- コンビニで証明書が発行できる
- 健康保険証として利用できる(現在は一部だけ)
- 子育てや介護の手続きがカンタン
- オンラインでの確定申告や、年金の手続きなど
詳しく説明していきます。
マイナンバーカードでできること
①本人確認がカンタン
マイナンバーカードは顔写真つきなので、手続き時の本人確認がこの1枚だけで良いです。
これまで、顔写真つきの身分証明書は「運転免許証」「パスポート」「住基カード」しかなく、これらが無い場合は、公共料金の領収書などを追加で提示しないといけませんでした。
住基カードが廃止になった今、運転しない&海外旅行に行かない人にとっては、痛い出費に…。
- 運転免許証:28万~30万円かかる ※参照・グーネット
- パスポート:16,000円(10年間有効の場合) ※参照・東京都生活文化スポーツ局
これらに比べると、マイナンバーカードなら発行手数料が【無料】なので、お財布にも嬉しい。
個人的には、ライブやコンサートに行くときに、転売対策として本人確認が必要なときがあるので、マイナンバーカードが必需品になりました。
②コンビニで証明書が発行できる
さまざまな証明書がコンビニで簡単に発行できます。
地方公共団体情報システム機構※によると、コンビニ交付で取得できる証明書はこちら。
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 各種税証明書
- 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
- 戸籍の附票の写し
- 新型コロナウイルス感染症予防接種証明書
区役所などに行かず発行できるのは、かなり便利。
※地方公共団体情報システム機構…マイナンバーカードの発行や、マイナンバー制度を支える各種システムの整備・運用を行なっている法人(デジタル庁HPより)
③健康保険証として使用できる ※現在は一部だけ
マイナンバーカードを健康保険証として使用できます。
申込手続きをすることで、SuicaやPASMOのようにピッとかざすだけで使えます。
他にも3つの便利なことが。医療費が見られるのが、お薬手帳を保存しておかなくて済むので嬉しい。
- 就職・転職・引越をしても、ずっと使える
- マイナポータルで特定健診情報や診療・薬剤情報・医療費が見られる
- マイナポータルで確定申告の医療費控除がカンタンにできる
現在は、ステッカーが貼られている医療機関でしか使えない(参照・マイナポータル)のですが、2024年秋にマイナンバーへの一本化を目指すということは、全ての医療機関が対象になるように、政府が動くということなのかもしれません。(そうじゃないと困る…)
④子育てや介護の手続きがカンタン
子育てについては、児童手当・保育園入所申請がオンラインでできるようになるほか、予防接種や乳幼児健診のお知らせがマイナポータルに届くらしいです。(参照・内閣府資料・PDFです)
介護についても、要介護・要支援認定の申請など様々な申請ができるようです。
詳しくは、マイナポータルで住んでいる場所を入力すると調べることができます。
今後は、引越しや死亡・相続に関する手続きも、ワンストップでできるようになるそうです。(参照・デジタル庁)
めちゃくちゃ便利になる…。
⑤オンラインでの確定申告や、年金の手続きなど
他にも、オンラインでの確定申告や、国民年金の保険料の免除・猶予、国民年金への切り替え等の手続、年金見込額の確認(ねんきんネット経由)など、書ききれないくらいありました。
詳しくはマイナポータルをご確認ください
https://myna.go.jp/html/index.html
総務省のサイトがわかりやすい
おおよその内容はマイナポータルに書かれているのですが、総務省のサイトも簡単にまとまっていてわかりやすいです。

ライフステージごとの活用例なども載っているので、マイナンバーの使い方がイメージしづらいときに便利です。
12月までに取得するとおトク!
12月末までにマイナンバーカードを取得すると、最大20,000円分のマイナポイントが貰えます。
今後のことを考えるなら、今のうちに持っておくといいかもしれません。
詳しくはキャンペーンページまで。