私たちがより良い暮らしをしていくためには、デジタル技術が必要不可欠になっています。
- AIやロボットを駆使した技術
- データ分析
- アプリ開発
など、多くの企業が予算をかけていて、身近な例だとファミリーマートの無人決済のニュースなども話題になりました。
しかし、一方で人材不足が深刻化しており、動き出せずにいる企業も。
その問題を解決するため、経済産業省が人材育成のためのサイト「マナビDX」を公開。
多くの講座を【無料】で受けられ、仕事に役立てられるというものです。
詳しく紹介します。
そもそも、デジタル業務に強い人って何?
デジタル技術を使って、人々の暮らしを良くしていく動きを「DX(デジタルトランスフォーメーション)」と言います。
多くの企業が「これからはDXだ」とスローガンを掲げているものの、「どんなことをすればいいかわからない…」と悩んでいます。そんなときに、デジタル業務に強い人(DX人材)が力になってくれます。
たとえば、データサイエンティストがいれば、
- さまざまなデータを分析し、今の課題を見つけて改善策を考える
- データから求められていることを見つけて新商品・サービスを考える
などができます。
デジタル庁の「ペーパーレス化(紙を使わず手続きなどを行う)」「行政手続きにフロッピーディスクの使用を廃止」などもDXの動きですね。
デジタルに強い人材が足りていない
総務省の調べで、デジタル技術を持つ人材が不足していることがわかっています。
日本が他国よりもダントツで悩んでいます。

この問題をなんとかしようと、経済産業省が今年3月に「マナビDX」をオープンさせました。
マナビDXってどんなサイト?

「マナビDX」で学べることは、大きく4つです。
- DXについて、わかりやすく解説
- DXに活用されているデジタル技術を紹介
- 専門技術を身に着ける実践講座
- 社内研修用の実践コンテンツ
「そもそもDXって何?」というところから、転職・キャリアアップに向けた講座などが公開されています。
基礎講座は108講座中90講座が【無料】で受けられます。
女性におすすめの講座も
女性向けの講座がピックアップされたページもあります。
- グラフィックデザイナー
- ソーシャルメディアマーケター
- Web開発者(プログラミング)
などの基礎知識が【無料】で学べるので、興味のある人はチェックしてみてください!
気を付けたほうがいいこと
人材不足=転職しやすい可能性が高いので、未経験から新しいキャリアをつくっていきたいと思う人も多いかと思います。
ですが、目的が「求められているからやる」だけだと、挫折してしまう可能性が高いので、「本当に興味があることなのか」「本当にやりたいことなのか」を一度考えてみるといいかもしれません。
私は「社会が求めていることだから」と何回かプログラミングを勉強したものの、仕事にできるまでのスキルが身に付かなかったので…。でもこのサイトは無料のものが多いので、自分に合うか見極めるのに使ってみるのがいいのではないかと思います。時間もお金も有限ですから…。